里山であそぶ北本の森林セラピー

夏一歩手前のきたもとの森

 梅雨も終盤を迎え、各地に甚大な被害を出しています。テレビ等で被害の状況を目にすると、とても心が痛み、順調な復旧を祈るばかりです。

きたもとの森にもたくさんの雨が降り注ぎ、森の中は潤いに満ちていました。木々の緑は一段とさえわたり、この時!とばかりに元気な姿を現す生き物たちも…かわいい頭をのぞかせるキノコたち、ゆっくりゆっくりと前進しているカタツムリ、人の足音にびっくりして飛び上がる小さなカエル…森の中ではたくさんの命が雨によって育まれています。

森の中では、カエルの太い声に交じり、セミの声が少しずつ聴かれるようになってきました。熱い夏がもうすぐそこまで迫ってきていることを感じます。雨上がりの森は湿ったいい香りがし、とても気持ちを鎮めてくれます。夏のエネルギッシュな森の姿になる前に、一度訪れてみませんか?

秋には本格的に「きたもと森林セラピー」もスタートする予定です。その前に足を運んで、きたもとの森をのぞいてみるのもよいのではないでしょうか。