里山であそぶ北本の森林セラピー

緊急事態宣言延長

全国的に新型コロナウィルス感染が爆発的に広がっている中、悲しいニュースが後を絶たなくなってきています。埼玉県においても緊急事態宣言が延長され、医療の逼迫等、大変懸念されるところであります。

きたもと森林セラピーにおいても、緊急事態宣言下、そして現在の感染状況の中で、ツアーの実施を見送ることにしております。緊急事態宣言が明けるまでは北本自然観察公園の自然の様子をお伝えしながら、日々奮闘されている皆様、また、ご自宅でステイホームされている方々に癒しの種を送りしていきたいと考えています。

引き続き少し先のツアーについての受付は行っておりますので、気軽にお問い合わせください。

ふと傍らに目をやると、茂みの中にに小さなかわいらしい花が…スズメウリの花です。そしてその近くにはすでに実も…夜に花を咲かせるカラスウリの実には、季節になると目をひかれますが、スズメウリはひっそりと、思わず手に取ってみたくなるようなかわいらしい実をつけます。

ふと上を見上げてみると、コナラの木の枝の所々に、まだ青いどんぐりが…まだまだ日差しの強い夏の最中ではありますが、秋になって新しい命を育むための準備を進めているのですね。

人間の世界がざわめいている中でも、森の中の生き物たちは、何ら変わらずに季節の移ろいに合わせながら時を過ごしている…そんな様子に触れると、なんだか安心する気持ちになります。

今日の自然観察公園の森は夏の日差しがいっぱいで、セミたちがここぞとばかりに鳴いています。

森の中にはそこここに木陰があり、一時、清涼感を与えてくれます。

夕方にはヒグラシの声が涼しさを感じられるかも…時間ができたらちょっと足を運んでみてください。